第一回LaTeXをしてみよう会
第一回LaTeXをしてみよう会を行いました.
インストール
スライドのリンクにもあるのですがwindowsのインストールはスライドにある今回行なったリンク先ではうまくいきませんでした.
そこはまた今度直します.もしくはその手順を記事にして書いておきます.
インストールは結局CD,USBを使って行いました.旧バージョンならインストールしてうまくTeXWorksが動くようです.
OSX(Mac)の方はスライドにあるリンク先の方法でうまくいきました.
Cloud LaTeX
このサイトにアクセスして"試してみる"でlatexを触ることができます.β版ですがなかなか良い感じです.twitter facebookのアカウントで入れるのですぐにアクセスできるのではないでしょうか.
CloudLaTeXでテンプレートを少し見てLaTeXの概要を話して実践に入りました.
LaTeXを書いてみよう.
思い出して欲しいのですが
- \documentclass{jsarticle}は最初に必ず書きましょう.{jsarticle}のところは様々な種類があるのでそこはまた今度.
- begin{document}とend{document} の間に本文を書きましょう.
上の二つは基本で両方とも必ず書かないといけないので忘れないように.
今回の最初の例
\documentclass{jsarticle} \begin{document} Hello \LaTeX $$\hat H \psi= i\hbar \frac{\partial \psi}{\partial t}$$ \end{document}
と書くことで
Hello
と表示される.
ということを行いました.(はてなブログだと数式が綺麗にならないんだけどなぜなのか.LaTeXでは綺麗になります.)
基本
- LaTeXのコマンドは \ もしくは ¥ を使って書く
- begin{環境名} end{環境名}で様々な環境を作る.
\begin{center} center環境の中では全て中央揃えになる. \end{center}
- 数式は $で挟む $数式コマンド$ なら本文中に \$$数式コマンド\$$ なら本文とは別に一行で
- 改行は一回じゃだめ(一回の改行は何も起きない)
改行2回で段落が変わる.改行されて一文字空く. ¥¥でも改行ができる. 逆に改行は一回なら入れても何も変わらないので長い数式や文を書くときにソースコードが見やすいように改行して見やすくするように心がけたい.
- スペース2回連続で打っても1回分にしかならない.2回以上書きたいときは~を使う.
- 数式は数式環境として eqnarrayやequity
様々な数式コマンド
コマンド | 見え方 | 備考 |
---|---|---|
\partial | 偏微分 | |
\frac{a}{b} | 分数 | |
\psi | プサイ | |
\Psi | ギリシャ文字は最初の文字を大文字にすると大文字になる | |
e^x | ex | 上付き文字 複数あるときはe^{ax} |
H_2O | 下付き文字 上と同じように複数あるときは{}を使う | |
\int^\infty_{-\infty} | 積分はインテグラルの略でint 上付きと下付きを使って積分範囲を決めれる |
数式以外のコマンド
- \section{} 節を書くときに
- \subsection{} 小節を書くときに
- \title{} タイトル , \author{} 著者 , \date{\today} 日付(今日)
学んだ環境
begin{document} end{document} 本文を書くところ絶対に書かないといけない.
begin{eqnarray} end{eqnarray}
中が数式モードになって数式コマンドが書ける. &=& でイコールの位置を揃えられる.
- begin{center} end{center}
この環境の中で書いたものは中央揃えになる.
今回学んだのはこれくらいでしょうか.しかしこれでだいぶ書けるようになったので良かった.院試の解答をみんなでLaTeXで作れば便利にもなるしLaTeXの練習にもなるのでそうしていきたい.
問題点と次回について
Windowsのインストールがうまくいかなかったのでそれを次回までにどうにかしたい.
次回は表と画像の埋め込みを行う予定.そして実験レポートを書けるようにする.
今日のリンク
http://www.rs.noda.tus.ac.jp/~chibaken/html/pdf/sarutex_v2.pdf
- LaTeXのコマンド集
ここあたりを見ればLaTeXが大体使えるようになると思う.