第二回LaTeXしてみよう会もやったで
第二回LaTeXは短め
2時間くらいで終えました. 行った内容が画像の挿入と表の挿入です.
画像の挿入
画像の挿入にはgraphicxというパッケージを使うので documentclass と begin{document}の間(プリアンブルと呼ばれるところ)に\usepacage[dvips]{graphics}を書きましょう.
\documentclass{article} \usepackage[dvips]{graphicx} \begin{document}
[dvips]はとりあえずつけておきましょう.これで画像を挿入することのできる準備ができたので画像を貼り付けましょう.
\begin{figure}[htp] \begin{center} \includegraphics[clip,width = 0.7\textwidth]{testimage.eps} \end{center} \end{figure}
オプションとしてclip,width = 0.7\textwidthとありますがclipは余白を切るところでwidth = 0.7\textwidthは文書を書くところの7割の幅で表示するオプションです.他にも画像を回転させるangleなどいろいろオプションがありますがまあ上のようなオプションをつけておけばまずはいいと思います.
\includegraphics{画像の名前}
で画像を挿入するのですが画像の名前にはtexfileの相対パスで画像を指定することもできます.
\includegraphics{./graph/testimage.eps}
またfigure環境の中では画像に注釈をつけたり自動で番号をつけたりしてくれるのでこの環境の中で画像を貼り付けるのが無難でしょう.しかし今回はそこまで行わなかったので割愛.
表の挿入
表の挿入は
\begin{center} \begin{tabular}{|c| l |} \hline xの値 & yの値 \\ \hline 0 & 2 \\ 3 & 8 \\ \hline \end{tabular} \end{center}
こんな風になります. ソースを見てみるとtabular環境がありますがここで表が作れます. そのあとの{|c| l |}は縦棒を入れるところcは中央揃え,lは左揃えを示しています.
次の\hlineが横棒を入れるところで&が表のセルが分かれるところです. しかしlatexの表はなかなか面倒です.&も打ったり\で改行も打ったり大変なので
こちらのリンクを使いましょう.エクセルなどで書いたデータもしっかりtabular形式に直してくれるのでここで変換したものをtabular環境の中にコピペしてくれれば表が比較的簡単に書けると思います.
しかしここスペース区切りじゃうまくいかないのでcsvなどでもカンマ( , )区切りかタブ区切りにしたデータを使ってください.
第二回はこれと第一回にきてなかった人に少しまた最初のところを行ったのですが人数不足と時間不足でちょっと慌てた感じになってしまいました.
第三回は今のところ予定はないですが誰かがやってほしいといえば検討します.
表とか画像ももうちょいいい感じにレイアウトしたかったり,minipage使いたいという意見もあったりしたのでそこら辺をやるとしたらやろうかな.
もしくはまた初心者向けにもっと準備したLaTeX会を行ってもいいのかもしれない.
いろいろ考えていこう.