勉強会について思ったこと

今日はある初心者向けの勉強会があったのですが、その進行が初心者向けではなく聴衆をあまりにも置いてけぼりにしている感じがあったので勉強会の仕方などについて。

一応勉強会の中身はとても良かったです。内容は有意義だったし、ためになることが多かったはずなのですが、今回の聴衆には向数、時間と内容もあっていなかったことがよくなかった主な原因だったと思います。

これを反面教師にして自分が初心者向けなどの勉強会を開くときの参考にして行くためこうだったら良かったのではないかという案をメモしていきます。

初心者向けの時の注意

未定義の言葉を使わない

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初心者向けでもレベルの高い感じの人が勉強会にはよく混じっている。また知り合いなど。そう言う時に初心者は置いてけぼりになりがちになるから注意したほうがいいです。

初心者にとって多くの専門用語は未知の言葉です。 なので未定義の言葉は使用しない。 と言うかこれは全体の勉強会においてとても大事なことですが、聴衆は今から勉強することなのに未定義の言葉で話されてもさっぱり意味がわからない。けど意外とこれをやってしまいがちになっています。

普段から発表者は専門用語を多く使っていることが多いため、普通に話していると言葉になって出てしまっているです。 なのでこれは話す側は気を使って話さなければならないところです。

できるだけそのような専門用語を使う時にはしっかりと定義をしておきましょう。 スライドで

専門用語:用語の定義や、説明など

という感じに書くなどしてしっかりと聴衆と言葉の定義を共有しておきましょう。

聴衆と言葉の定義、知識を共有していくと言う感覚で話していくといいかと思います。 その都度新しい言葉が必要になったら聴衆と何らかの形で言葉を共有していくのです。

質問しやすい雰囲気

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しかし、未定義の言葉を使ってしまったり、聴衆とうまく知識が共有できていなかったりする時に 聴衆はわからなくなってしまう。その時は聴衆側から質問をしてもらったほうが勉強会としてもうまくいきます。 大概一人がわからなかったりしたところは多くの人も分かっていない場合が多く、発表者にとっても質問してもらうと言うのはその意味でも知識の共有を確実に行うことができる良い機会なのです。

しかし 初心者は勉強会に参加慣れしていなかったり、 初心者のために質問していいのかと戸惑い雰囲気で質問がしづらいことがあります。

そのため質問しやすい雰囲気を使うことは発表者側の努力によって達成されます。

よくある雰囲気を損なう発表

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説明の最後にボソボソっと難しいことを言っちゃう

「~(説明)~。まあこれはこう言うの(難しいこと)が関係しちゃうんですけどね。」 難しいこと(未定義の言葉)を使ってしまっているところも少し雰囲気を崩していますが、それよりも最後にボソボソっと言っている感じが初心者などの聴衆との雰囲気を崩してしまう原因になっています。 最後にボソボソっと言うと聴衆との一体感が損なわれ発表者独りよがりな発表の印象を受けます。 「ああなんか難しいんだな今のところは質問しちゃいけなさそう」 と思われていまい、質問がしづらい雰囲気になってしまいます。

けどこれはパッと思いついて少し話してしまったり、むしろ聴衆から質問されたくないなって時に聴衆を遠ざけるために発表者が言ってしまいがちな気がします。

意外とあれが聴衆にはプレッシャーになっていることもありますね。

特定の人と話しすぎる

勉強会には発表者の知り合いが良くいたりしますし、そういう人が会場の一番前だったりします。 発表者は知り合いなのでそのひと向けば話しやすくそこを向いて話してばっかりいると他の人は質問しづらくなります。 しかもその時は聴衆側の知り合いも質問しやすくかったりするので盛り上げってしまいます。身内だけで盛り上がると他の人は少し蚊帳の外な感じを受けて今います。しかし、この盛り上がりを会場全体に広げたり、そこでの話題を全体で共有しながら話を進めることができている時は身内で少し盛り上がるのはそこまで悪くないのではないかと思います。

しかし、問題なのは聴衆と違うレベルでの盛り上がりです。初心者の会を開いてもレベルの高い人が来ることが多くあります。その時にその人と他の人を置いてけぼりにするレベルの話ばっかりで盛り上がってまうのは良くないことです。このような時が少しならまだいいですが、何度もあると初心者はわからないことを話されている時間が長く、理解ができないので飽きてしまい辛い時間が多くなってしまいます。 聴衆の心が離れてしまうともちろん質問できる雰囲気も崩れがちです。

未定義の言葉ばっかり

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上の内容とかぶりますが未定義の言葉(難しい話)ばっかりだと質問される雰囲気どころか聴衆はさっぱりです。しかも早口でこのような感じになると聴衆は質問することを諦めてしまいます。 これは発表側の癖でもあると思いますが気をつけましょう。

どうやって質問しやすい雰囲気作りにするか?

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なかなか難しいと思いますが、勉強会に来ると言うことはある程度積極性のある人や行動力のある人が集まっているので 上のことに注意していればそのような雰囲気が作れて質問が来るのではないだろうかと思います。

タイムマネジメント

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伝えたいことが多くあっても、少ない時間に無理やり詰め込んでもむしろ多くは伝わりません。 そこは抑えて別日を設けるか、資料として渡すかなどにして大事なところを話すことに時間を割くなどした方が勉強会としては成功するのではないでしょうか。 まあ色々話したくなるのはわかります。けどよく考えたら自分も今話している知識は意外と長い時間をかけて自分の中に落とし込んでいったものなのでそれを短時間で話せるからといって人に伝わるとは思えませんよね。ここは我慢しかないのです。うまく見極めて自分の伝えたいこと教えたいことを絞りましょう。

本題以外に時間を取られないように

特にIT技術などの勉強会でありがちなのが環境を作るのに時間がかかってしまうことです。 プログラミングなどの勉強会ではプログラミング言語を使うのに環境設定をしなくてはなりません。

Facebookページなどで必要な環境を書いてこのようにして環境を整えてきてくださいと注意書きをすることで勉強会で環境設定の時間を取らないようにすることもできますが、初心者の勉強会だとその環境設定を行うことができず、環境が整っていないのに勉強会に来てしまう人も多くいます。

なので自分は勉強会を2回に分けて第一回はソフトのインストールなど環境設定を行う会を設けましたが、なかなか時間がかかりますし人手もいる作業になります。人によってパソコンは違うので色々な所で問題が起きがちです。 しかも勉強会に環境設定で時間を取られるのはなんだか勿体無い気もします。

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しかし、今では様々なクラウドサービスが存在します。クラウドサービスを使えばブラウザを通して環境設定を行わずし皆で同じ環境を再現することができます。 例えば、自分は前にLaTeXの勉強会を行ったのですが、LaTeXにはクラウドLaTeXと言うサービスがあります。
使い方などは他の記事で書いています。

mashiroyuya.hatenablog.com

またpython,R言語であればKaggleというサイトでブラウザを通して動かせるそうです(実はこれはあまりやったことがない)。
Kaggle: Your Home for Data Science

Ruby on Rails,PHP,WordPressなどはcloud9というクラウドサービスがあるのでそれを使うといいと思います。

techacademy.jp

こんなにも様々なクラウドサービスがしかもだいたい無料で使えるこの時代に勉強会でやりたくない、時間のかかる環境構築はガンガン避けていきましょう。 初心者には環境構築が一番のハードルに感じてしまうのでそこでモチベーションが切れる人もいます。すぐに本題に入ることで勉強会で自分の伝えたいことが楽しいやつだよということもすんなりと伝えられるのではないでしょうか。

まとめ

勉強会は来てくれている人に感謝の気持ちを持って、相手の立場になって伝えるようにしましょう(そこが一番難しいのですが)。 やはり勉強会に来てくれている人とこちらの知識の差が開きすぎている時などは発表者が自分が初心だった頃を忘れてしまい、聴衆がわかりやすい勉強会になってしまうことがありますのでそこに注意しましょう。

未定義の言葉の使用や、ボソボソっと高度なことを言ってしまうなどは避けよう。タイムマネジメントはしっかりやろう、今はいろんなクラウドサービスがあるから積極的に使っていこう。

こんな感じで色々書きましたが、これは自分自身が気をつけるべきでもあるのでまたここを見返して自分の糧にもしていきたいと思います。 また気づきがあったら追記するか新しい記事で書いていきたいです。